今年で72回目を迎える塩竈市美術展が、塩竈市公民館・エスプ塩竈にて開催。宮城県内で創作活動をする一般の方と混じり本校美術・デザイン科2年氏家結衣さん(西多賀中出身)と本校美術非常勤講師加藤優一先生(富沢中出身)の2名が出品。氏家さんは日本画の部の上位の賞である塩釜市芸術文化協会長を受賞。加藤先生は洋画の部の塩竈市議会議長賞を受賞と共に作品が入賞致しました。 塩竈市美術展は県内においても70年以上の長い歴史をもつ地方公募展で宮城県に縁のある画家で日展会員に所属し第1回東北美術展(現在の河北美術展)で河北賞を受賞や宮城県芸術協会の発足時理事として携わるなどした杉村惇先生の尽力のもと展覧会が誕生。塩竈市美術展を画家の登竜門として古くから親しまれ現在に至る美術展です。 また、過去には本校美術教諭齋藤正和先生(中山中出身)が第62回塩竃市美術展洋画の部で大賞の塩竈市美術展賞を当時最年少の26歳で大賞を受賞。その後、本校美術コース卒業生(美術コース12期生)で今年3月に岩手大学を卒業した松田航平さん(鶴が丘中出身/現在シンガポール日本人学校教員)が第66回塩竃市美術展洋画の部で大賞の塩竈市美術展賞を17歳という史上最年少で受賞を樹立。そして、美術・デザイン科卒業生(美術・デザイン科2期生)の勅使河原和貴さん(大河原中出身/現在東北芸芸術工科大学芸術学部美術学科日本画コース3年)が昨年の第71回塩竃市美術展日本画の部で最高賞の塩竈市美術展賞を受賞と本校関係者3名が大賞を受賞。これまで2009年の62回展より本校生徒が出品をはじめ11年目になりますが今年で塩竈市美術展出品者は42名に上り23名の生徒・教員・卒業生が入賞しました。そこで活躍した生徒の中には河北美術展河北賞や岩手芸術祭大賞受賞、シェル美術展審査委員特別賞、モダンアート展新人賞など数多くの生徒が活躍をし巣立ってます。今後も生徒の活躍に注目です。
展覧会名:第72回塩竈市美術展
会期:令和元年11月12日(火)〜17日(日) 10:00〜18:00(最終日15:00迄)
会場:ふれあいエスプ塩竈