今年で82回目を迎える河北美術展が4月25日から藤崎本館・TFUギャラリーミニモリで開催されます。今年は洋画、日本画、彫刻、応募総数 790点の作品が集まりました。 今年は在校生4名が作品を出品しました。例年、河北美術展の入選率は全体の「30%」と言われ、3人に1人入選するかどうかの厳しい審査を経て選ばれます。今年は卒業生・在校生合わせて5名が応募し入賞2名、入選1名という結果になりました。入選率「60%」という高い入選率を残しました。今年度は日本画部で「東北福祉大賞」を卒業生の數本冴英佳さん(東北芸術工科大学大学卒:長命ヶ丘中出身)が受賞。また、洋画部では本校美術部保育コース3年鹿野真亜朱君(幸町中出身)が「新人奨励賞」を受賞。一昨年の「JAL賞」受賞、昨年の「河北賞」受賞に続き3年連続で在校生、卒業生が入選・入賞を続けています。 本校は2010年の第74回河北美術展より出品を開始、今年で9度目の出品になります。74回展では美術コース7期生の荒木悟さん(東豊中出身・現在:東北生活文化大学卒業)が当時18歳で「河北賞」を受賞。75回展では美術コース9期生の菅原志織さん(栗駒中出身・現在:多摩美術大学在籍)が同じく18歳で「文部科学大臣賞」を受賞。他には74回展で美術コース7期生の清瑞奈さん(利府西中出身・現在:山形大学大学院卒業)の「東北電力賞」や美術コース8期生の梶浦正人さん(東華中出身・京都造形大学卒業)の「一力次郎賞」、第80回展では美術・デザイン科3期生齋藤直希さん(八軒中出身・日本電子専門学校在籍)が「JAL」賞と過去5名が受賞、本校美術教諭齋藤正和先生も「宮城県芸術協会賞」を2回受賞しています。そして昨年は美術コース10期生菅野耕平さんが「河北賞」。 入選者も累計して過去9度のチャレンジで合計71名(内入賞9名)の在校生・卒業生が入選・入賞を果たしております。今後の活躍も目が離せません。
展覧会名:第82回河北美術展
会期:平成31年4月25日(木)〜5月7日(火)
会場:藤崎本館7階催事場(10:00〜19:30)【最終日は17:00迄】
TFUギャラリーミニモリ(10:00〜17:30)【最終日は17:00迄】
【新人奨励賞】
保育コース3年鹿野真亜朱 「偽 受胎告知」 洋画 F100号(140cm×162cm)
【東北福祉大賞】
卒業生 數本冴英佳 「いとでんわ」 日本画 変形100号(120cm×162cm)
【入選】
美術・デザイン科3年 佐々木壮太 「二度目の朝焼け 1945」洋画 F100号(162cm×140cm)