普通科 美術コース出身
名前
佐々木 莉央さん
出身
平成24年度 普通科 美術コース卒
現在
本校美術教員として勤務
Q1高校時代を振り返ると、ご自身はどのように高校生活を送っていましたか?
美術科では3年間を通じて創造的な活動に取り組み、自分の感性や表現力を伸ばすことができました。授業では絵画、立体、デザインなど幅広い美術分野に触れ、知識や技術を深めました。クラスメイトや先輩後輩と共にアートプロジェクトに取り組む機会も多く、アイデアを出し合うことでお互いに刺激を受け、成長できました。
さらに、校外での活動ではバロック期の作家から現代のアーティストまで幅広い作品を鑑賞する機会に恵まれました。卒業制作では彫刻を専攻し、生物をテーマにした作品を制作しました。高校を卒業後も、大学や大学院で彫刻を専攻し、現在も彫刻作品の制作を続けています。美術科ならではの自由な雰囲気の中で、自分の創造力を存分に発揮できたことは、本当に素晴らしい思い出です。
Q2高校時代の学び、活動、仲間、先生など、今でも心に残ることや思い出はありますか?
美術科では多くの学びがありました。先生方の情熱的な指導や専門知識に触れる授業は、今でも心に鮮明に残っています。友人たちとのアイデア交換や作品制作は刺激的で、お互いの作品を通じて新しい視点を得られました。特に印象深い思い出は、夏に宮城野高校美術科の学生たちと行った合同合宿です。海岸で他校の生徒と交流しながら制作したサンドアートや、校長先生へ送る絵はがき制作は今でも鮮明に思い出されます。当時の先生方の姿や自分の経験は、今の教員としての自分につながっているように感じます。卒業制作では彫刻を専攻し、生き物をテーマに木を素材とした作品を制作しました。10年以上前のことですが、その制作過程や当時の考えを今でも鮮明に思い起こすことができます。
Q3高校時代の学びは、今のご自身にどのように活かされていますか?
美術科での学びは、私の現在に大きな影響を与えています。創造的な思考や問題解決能力を培うことで、仕事や日常生活に新しい視点からアプローチすることができるようになりました。授業で得た表現や知識はコミュニケーション能力を高め、仕事に活かされていると感じています。また、美術史や様々な作家の作品に触れた経験は、創造性を刺激し、新しいアイデアを生み出す手助けとなっています。美術科での経験は、私のキャリアや個人的な成長に深く根ざしており、様々な場面で役立っています。
Q4在校生へのメッセージをお願いします。
皆さん、美術科での生活を楽しんでいますか?美術科には創造性を広げ、自己表現のチャンスがたくさんあります。今のこの時間は、自分の芸術的な才能を発揮するための大切な時期です。授業や行事に全力で取り組むことで、新しい技術や知識を身につけることができます。そして友人や先生方との交流を大切にしてください。お互いに刺激し合い、アイデアを出し合うことで、より素晴らしい作品が生まれると思います。また、失敗や試行錯誤も大切な学びの一部です。挑戦し続けることで成長し、自分の芸術に磨きをかけてください。素晴らしい作品が生まれることを楽しみにしています。
H24卒業制作展目録写真
卒業後の作品①
卒業後の作品②
卒業後の作品③