「第84回河北美術展」に本校生徒6名、卒業生2名、教員1名が入賞・入選いたしました。
河北美術展は河北新報社主催の県内最大規模の全国公募展です。審査委員には日展や国画会、独立美術協会、二紀会、モダンアート協会、日本美術院など中央画壇と呼ばれる全国有数の公募美術団体の会員の方が審査委員をされており、美術活動をする方の登竜門となっております。また、県民の美術愛好家の方々へ向けた文化事業としてこれまで開催されてきました。近年では東日本大震災や新型コロナウイルス感染症の影響を受け中止の年もありました。
河北美術展は昨年より2年ぶりに開催。昨年は在校生2名、卒業生3名、教員1名の計6名入選しました。今年は本校生徒6名・卒業生2名の計8名が入選、教員が入賞と昨年を上回る活躍を果たしました。その中で、洋画部と彫刻部にW出品した美術・デザイン科3年板鼻成葉さん(富沢中学校出身)は初出品で2部門入選の快挙を果たしました。また、本校美術教諭の齋藤正和先生(中山中出身)は74回展以来の出品をし渋谷栄太郎賞を受賞(受賞3回目)。残念ながら選外になった生徒もおりましたが、入選率3割と言われている河北美術展において本校生徒14名中6名(7点)の入選率4割を越え健闘致しました。
第84回河北美術展はTFUギャラリーミニモリにて5月12日〜5月21日まで展示されます。
また、河北美術展について本校の過去の実績としては2010年の74回展から在校生・卒業生が多数の作品を応募するようになり、最高賞の河北賞2名、2席の文部科学大臣賞、他ではJAL賞、東北電力賞、一力次郎賞、新人奨励賞、東北福祉大学賞、他賞候補2名を含め、入賞者が8名、賞候補者が2名、入選50名以上になります。昨年彫刻部で賞候補の中野優音さん(南吉成中出身)はその後、東京藝術大学彫刻科を合格し、4月から東京藝術大学に通っております。
展覧会名 第84回河北美術展
会 期 2023年5月12日(金)〜5月21日(日)
会 場 TFUギャラリーミニモリ
第84回河北美術展 本校関係結果
【洋画部】
【入選】3年 荒牧 咲人(蒲町中出身)「Twilight」 アクリル F80号
【入選】3年 板鼻 成葉(富沢中出身)「夢とともに眠る」 アクリル F50号
【入選】3年 木村 心春(八軒中出身)「来し方行く末」 アクリル F100号
【入選】3年 千葉 沙月(北仙台中出身)「千尋」 アクリル S40号
【入選】3年 南城 志音(東仙台中出身)「己が内の神」 ペン・墨 F30号
【入選】2年 田代 桜雅(鶴が丘中出身)「響鳴」 ペン画 F80号
【入選】卒業生 佐藤 創瑠(増田中出身)「時代錯誤」 ミクストメディア F50号
【入選】卒業生 高橋 歩花(錦ヶ丘中出身)「回顧」 油彩 F80号
【渋谷栄太郎賞】教員 齋藤 正和(中山中出身)「ELEMENTS-生ノ輝キ-」
ミクストメディア 変形100号
【彫刻部】
【入選】3年 板鼻 成葉(富沢中出身)「あなたとおなじくらい優しい世界」 立体造形