今年で80回目を迎える河北美術展が4月27日から藤崎本館で開催されます。 今年は洋画710点、日本画122点、彫刻26点、応募総数 858点の作品が集まりました。 在校生14名が作品を出品しました。例年、河北美術展の入選率は全体の30%と言われ、3人に1人入選するかどうかの厳しい審査を経て選ばれます。昨年は卒業生・在校生合わせて21名が応募し19名の入選という驚異的な入選率「90%」という数字を残しました。今年度は昨年度入選した生徒が格段にレベルを上げて望んだのですが入選2名落選12名という厳しい結果になりました。しかし、その中で美術・デザイン科3年齋藤直希君が洋画部710点の応募作品の中第3位のJAL 賞を受賞するという快挙を成し得ました。また、今年は全国総合文化祭美術・工芸展が夏に宮城県を会場に開催されますが本校美術・デザイン科3年遊佐茉奈さんが宮城県代表として作品を出展するなど全国的な活躍が次々と達成されています。普段から生徒達が互いに切磋琢磨制作に励み支え合った結果が形として1つずつ現れました。
本校は2010年の第74回河北美術展より出品を開始、今年で7度目の出品になります。74回展では美術コース7期生の荒木悟さん(東豊中出身・現在:東北生活文化大学卒業)が当時18歳で河北賞を受賞。75回展では美術コース9期生の菅原志織さん(栗駒中出身・現在:多摩美術大学在籍)が同じく18歳で文部科学大臣賞を受賞し他には美術コース7期生の清瑞奈さん(利府西中出身・現在:山形大学大学院卒業)の東北電力賞や梶浦正人さん(東華中出身・京都造形大学卒業)の一力次郎賞、また、本校美術教諭齋藤正和先生も宮城県芸術協会賞を2回受賞しています。 入選者も累計して過去7度のチャレンジで合計61名の在校生・卒業生が入選・入賞を果たしております。今後の活躍も目が離せません。
会期:平成29年4月27日(木)〜5月9日(火)