「第85回河北美術展」に本校生徒1名、卒業生3名、教員1名が入賞・入選いたしました。
河北美術展は河北新報社主催の県内最大規模の全国公募展です。審査委員には日展や国画会、独立美術協会、二紀会、モダンアート協会、日本美術院など中央画壇と呼ばれる全国有数の公募美術団体の会員の方が審査委員をされており、美術活動をする方の登竜門となっております。また、県民の美術愛好家の方々へ向けた文化事業としてこれまで開催されてきました。近年では東日本大震災や新型コロナウイルス感染症の影響を受け中止の年もありました。
河北美術展は新型コロナウイルス感染症の影響により一昨年より開催。昨年は在校生6名、卒業生2名、教員1名の計8名入選しました。今年は本校生徒1名・卒業生3名の計4名が入選、教員が入賞という結果になりました。その中で、日本画部に出品した3月に本校美術・デザイン科を卒業した木村心春さん(八軒中学校出身)は日本画部初出品で賞候補を頂きました。日本画部は100点の作品応募があり一般の実力ある作家がおる中での賞候補という結果を残しました。また、本校美術教諭の齋藤正和先生(中山中出身)は84回展に続き2年連続の入賞(4回目の受賞)を果たし、大賞の河北賞から4席目の福島県知事賞を受賞しました。洋画部は552点という非常に多くの応募がある中での活躍です。残念ながら選外になった生徒もおりましたが、入選率3割と言われている河北美術展において本校生徒・卒業生が10名中4名の入選率4割を越え健闘致しました。
第85回河北美術展はTFUギャラリーミニモリにて5月2日〜5月8日まで展示されます。
また、河北美術展について本校関係の過去の実績としては2010年の74回展から在校生・卒業生が多数の作品を応募するようになり、最高賞の河北賞2名、2席の文部科学大臣賞、3席のJAL賞、知事賞、一力次郎賞、宮城県芸術協会賞、東北電力賞、渋谷栄太郎賞、東北福祉大学賞、新人奨励賞、他賞候補3名を含め、入賞者が11名、賞候補者が3名、入選81名になります。82回展にて彫刻部で賞候補の中野優音さん(南吉成中出身)はその後、東京藝術大学彫刻科を合格し、昨年4月から東京藝術大学に通っておるなど、その後の活躍も各々励んでいます。
展覧会名 第85回河北美術展
会 期 2024年5月2日(木)〜5月8日(水)
会 場 TFUギャラリーミニモリ
河北美術展HP → https://www.kahoku.co.jp/busi/art/2024_result/index.html
第85回河北美術展 本校関係結果
【洋画部】
【福島県知事賞】教員 齋藤 正和(中山中出身)「ELEMENTS-生ノ輝キ-2024」
ミクストメディア 変形100号
【入選】卒業生 酒井 風花(宮床中出身)「終わったはずの世界で」アクリル画 F100号
【入選】美術・デザイン科2年 鹿又藍(錦ヶ丘中出身)「花巻 鹿踊」アクリル画 F50号
【日本画部】
【賞候補】卒業生 木村 心春(八軒中出身)「夜もすがら」日本画 F100号
【入選】卒業生 數本 冴英佳 (長命ヶ丘中出身)「scens」日本画 F100号